メーカー名 製品名 |
SEIKO パシュートCV−X1.60 |
HOYA アリオスTF1.6L VP |
HOYA アリオス1.6LーVP |
累進帯長 | 12ミリ | 14ミリ | 14ミリ |
ロゴ | SEIKO | ||
当店価格 (2枚) |
40,000円 | 37,000円 | 32,000円 |
装用期間 |
2014年6月 〜9月 |
2014年6月 〜9月 |
2014年6月 〜9月 |
一言 | 遠用はあまり特出したところは感じず。 ただし手元(近用)は拡大効果もあり、鮮明に見えるゆれ、歪みの少なさはアリオスTFを凌ぐ。 |
遠用はまあまあ広いがレンズのかなり上方に限られる。 アリオスと比べて特筆されるのは ゆれ、ゆがみの少なさ。初めての人はこちらの方が失敗がなさそう。 |
遠用はHOYAらしい 広さ。(端の見え方はボケはしていないが鮮明でもないという感じ)看板の字は読める。 近用は首振りで画面が平行四辺形になる。 |
長所 | ゆれ、歪みの少なさ。 近用の見やすさ鮮明さ。 |
バランスのとれた揺れの少ないレンズ。 | 特になし |
短所 | 裸眼視力の良い人には遠用の視野にやや物足りなさがあるかも。 | 新聞は揺れないが、ノートパソコンの距離は揺れが出る。 | 揺れ、歪みは3つのうち最悪。ただし気にならない人には大丈夫なぐらい。 |
お勧め度 | 初めての人◎ | ◎ | △ |
遠近両用レンズ・人体実験結果ご紹介 その4
実際眼鏡技術者でも、販売している各社のレンズを実際掛けて試している人は少ないのじゃないかな?
という疑問から、「研究第一主義」を標榜する店長が実際試してみたレンズをご紹介します。その4回目
今回は新製品レンズの研究です。
HOYAのTFシリーズは両面設計と言っていいものか微妙なところですが、収差フィルター面を設けて
両面とも加工してあります。
今回はその収差フィルター面ありの新製品レンズと従来品、それとセイコーの中価格帯の新製品
を試してみました。
なお、今回は同じ期間に1週間交代でレンズのみ交換し、掛け比べてみました。(レンズの取り換えは面倒ですが・・・)
「同じ度数で」「同じフレーム」で
試しています。アイポイントはレンズメーカーの印点どおりです。
度数は前回と同じです。
R Sー0,25 C−0,75 AX95 ADD 2,50
フレームは
ジークエスト GQ17 ナイロール GY 57
PD=64 アイポイント=フレーム下辺から21ミリ
(+2.0)
装用時間 AM9:00から PM8:00まで(仕事中のみ)
まとめ
セイコー・パシュートCV−Xは価格が高いだけのことはありました。大事な近用の見え方で一日の長があります。しかし、加入度も2.50になってきますと、「近くは見える範囲が決まっています」とお客様に説明していますが、
遠くも「見える範囲が(左右の)決まっていますとお伝えしなければいけないことを痛感しました。
新製品のHOYA「アリオスTF」も思っていたより?快適なレンズで、十分お客様にお勧めできることがわかりました。旧製品の「アリオス」よりゆれ・歪みが少なくなっており間違いなく掛けやすくなっています。