メガネはどこの店で作ったら良いのかお迷いの皆さんへ

当店はお客様の疑問、質問に答えられる店です。
2万円より高価なメガネの価値をご説明できる店です。
でも一式8400円からメガネをお作りできます

 店長 SS級認定眼鏡士

「視力測定は丁寧に、ゆっくりじっくりさせていただきます。」

「遠近両用メガネ=ラーメン」 論

「遠近両用メガネ」といえば、最近はだいぶ一般的になってきましたが、まだまだ「具合が悪いらしい」などという偏見が多いのも事実です。

 そこで青木時計眼鏡店は「遠近両用メガネ=ラーメン」論というのを提起したいと思います。

 ラーメンはいろいろなお店を食べ歩くことが出来、「あの店はうまい」「この店はうまくない」などその人なりのうまいまずいの基準があることと思います。でもまずい店があっても「ラーメンというメニュー全体をまずい」と結論づける人はいないでしょう。あくまで「その店が良くなかった(まずかった)」と思うはずです。

 ところがラーメンほど買いまわって比べられる事が少ない「遠近両用メガネ」は最初に作成したお店の力量が悪く不具合があれば、そのまま「遠近両用メガネは具合が悪い」と結論付けられてしまい易いようです。

 そう考えるようになった根拠は、あまりにお客さんが「遠近両用メガネ」に対して説明を受けていない故の間違った使い方、認識をお持ちの方が多いと実感したことです。

 話を戻して、「遠近両用メガネ=ラーメン」論のもうひとつの意味するものに、ラーメンは腕の良い店と悪い店では「麺も同じ、スープの材料も同じ」でよーいドンで作っても、両者では完成品のラーメンに味の違いが出てしまうであろう事は容易に想像できます。その理由は「隠し味」「手順」「ラーメンに対する思い」などに違いがあるからだと思います。

 実は遠近両用メガネも、同じメガネフレーム、同じメーカーの同じ度数のレンズで「よーいドン」で作っても、両者には差が出てしまうことが十分考えられるのです。

 フレームのフィッティング、左右の目の位置の確認、近くを見るときの視線の角度合わせ、レンズ加工などで、違いが出てしまうからです。

 ですから一度遠近両用メガネに失敗している方でも「遠近両用メガネに見切りをつける」のではなく、「あのメガネ屋がまずかった」と考え直してもう一度挑戦してみてください。

 ただ、遠近両用レンズが不向きな方もいらっしゃいます。問診でそういう方を見分けるのもメガネ店の役割だと思っています。