Athabasca Glacier


アサバスカ氷河の駐車場とレストランこれまではBANFFの地域であったが、此所からはJASPERの地域になってくる。JASPER NATIONAL PARKに入ったのだ。JASPER領域に入るとそこは有名なAthabasca Glacierだ。

 

アイスフィールドの向こうには赤い建物が見え道路の左にはMount.Athabasca3490m)が聳えている。ステーションロッジ前から左に折れるとAthabasca Glacierへの入り口だ。

アサバスカ氷河への道氷河の末端標識

駐車場まで道路の縁には標識があり、今までの氷河の後退を示す年号の数字が書かれている。この道路からはアサバスカ氷河の雪上バスツアーのバスも見る事が出来る。ツアーバスは左の山の中腹にバスの発着場がありそこから雪上車が出ている。

アサバスカ氷河上部アサバスカ氷河駐車場から

私たちは氷河の末端の駐車場に車を止め氷河の見学をする。

アサバスカ氷河のクレバスにて アサバスカクレバスにて

私は車から眺めていたが、京子と結花、正典は歩いて氷河のある所まで行ってクレパスなどの氷に触れてきた。

Athabasca Glacierはポピュラーな氷河観光のメッカになっている。ここから氷河を上り詰めるとコロンビア氷河の大雪原に行ける。

またアサバスカ氷河から流れ出した水はSunwapta RiverとなってJASPERの方に流れている。

アサバスカ氷河と氷河湖 アサバスカ駐車場にてジャスパーに向かう

Mt.KichenerなどWINSTON CHURCHILL RANGEの山が連なっている。またアサバスカ氷河の左にはMount.Andoromedaの山がどっしりと聳える。連なる山はウイストンチャーチル山脈の山だ。

氷河がつくった湖Sunwapta Lakeがあり此所が車の駐車場の終点にありそこから眺めるスノードームもきれいだ。そして此所まで氷河のモレーンが押し寄せ山の堆積物が残っている。コロンビヤ氷河とはこの氷河のことかと眺める。私はもう少し大きな氷河かと思っていたがこの駐車場から眺める氷河の大きさは少しがっかりした。それはもっと大きくて奇麗な氷河と思い込んでいたからだ。ヒマラヤの氷河に比べればやはり小さいものだがロッキー山脈の中では最も大きな氷河である。

キッチニナ方向の山

Icefield Parkway沿いに赤い木造の2階建ての奇麗なレストランがあり,観光客は此所で食事が出来るそうだ。私たちは車の中で食べる。この他に観光案内所があるだけで他に建物は全くない。

日本ならこの辺りは土産屋から食堂,ホテルなどが建ち並び色とりどりの建物で競い合っているだろうと想像をした。さすがはカナダの自然を大切にする国柄が伺える。駐車場には数台の車が泊まっていたが季節外れのためか,日本から新婚旅行のアベックのレンタカーをまた見つける。回りはゴミも一つも落ちてはいない奇麗なものだ。

駐車場から5分も登れば氷河に行ける。観光客も何人かがやはり氷河に登っていく。楽しそうだ, 私もこの足で氷河を踏み締めてみたいものだ。車の中から彼らの動きをじっと眺めていた。

やがて正典たちが下りて来た。氷河には先日の新雪が積もっていてそこに落書きをしてきたことや,氷河の色が青くて奇麗だったことを聞く。.

初めてみる氷河に結花も驚いていたようだ。正典はパキスタンのヒマラヤ山脈へ行っているので驚かないがヒマラヤとの違いが解ったそうだ。今日も天気が良くて氷河は最上部まで奇麗に見える.昼を過ぎて此所で車の中で昼食をとる。氷河を眺めながらの食事は実に美味い。今日は此所から120キロ程北に進んだJASPERが宿だ。駐車場にて兄弟

次へ

Top

HOME