KELOWNAへの道


霧のベルモンテ

ヴェルモンテの町が見える辺りまで来たときに、霧の中からロブソンの西に連なるCARIBOO MOUNTAINSの山が瞬間見えた。
Mt. Sir Wilfrid Laurier(3505M)などが見えるはずだ。やはりこの地方にはロブソンを見るためにもう一度来なければならない。朝もやに包まれたヴェルモンテの町を過ぎてハイウエーに出る。今日は車の通りが少ないようだ。大型のトレーラが材木を積んで走っている。その車の大きさが日本とは違うようだ。朝日を浴びながら紅葉が始まった山々を眺めながらの楽しい旅も今日で終になった。


5号線から山の煙5号線の紅葉

牧草の紅葉
この道を行くとバンクーバーに出る、しかし私たちは途中
KAMLOOPSからKELOWNAに向かう。THOMPSON RIVERと鉄道が平行して走り100両もある貨物列車が走っているのを見る事が出来た。またトンプソン川にはサケが遡上してくる有名な川だそうで途中にはインデアンが今でも昔乍らの方法でサケを捕っているところがあるそうだ。








5号線の高原の湖5号線はやはり車の量もわずかに多めである。青い流れと紅葉の中を一気にKAMLOOPSに向かう。カムループスのドライブインでハンバーグを食べ、ここから5Aの山岳ハイウエー(有料だが料金所はHOOPの近くのため無料)に入る。全く木が生えていない玉草と黄色い枯れ草の高原台地の中の道を行く。この黄色の高原に水溜まりが真っ青な色をしているのが印象的だった。牧場になっているようだが馬や牛の姿はなかなか見られない。やがて高原からMERRITTを通り97Cに入りいよいよKELOWNAに向かう。この道路もバンクーバーからバンフなどに向かう車が多くなったという事だが快適な道路だ。
途中には現在も原始林を切り出す伐採の現場を眺める事も出来る。

97Cの最高点材木を満載した大型のトローリーが走ってくる。この道は高原の人家も無い道で道の両側は牧場や草原が続き、途中に鉱山があったがその割りには車もおおくない。

標高1728mPENNASK Summitの最高点をを過ぎると一気にオカナガン湖に向かって下りの道になる。遠く東にはビッグホワイトスキー場の山並みが見える。


ブレーキ故障退避所
道路は所々に車のブレーキ点検所があり日本と違うところだ。また下り坂の続く道路にはブレーキが故障した場合の車の待避所があった。これは何と道路から山に向かって上っていく道が造られていて、ブレーキが利かなくなった場合この道に入れば自然に止まる様に登りの坂道になっている。これなら安心して山に向かって走っていける。さすがはカナダの高速道路だ。見渡す限りの高原があるかと思えば,カナダの材木針葉樹の原生林があり,今も伐り出しを行っているところもあり、牧場などもある変化のある道だ。

O97Cインフォーメイションセンターkanagan Lakeの湖が見えるところまで来てようやく道路の脇に観光案内所いわゆるインフォーメイションセンタ−があった.此所には数台の車が止まっていて観光客がなにか訪ねているようであった.

ここまで来れば眼の下にOkanagan Lakeの奇麗な大きな湖が見えてきた.六日ぶりに帰ってきたのだ.。KELOWNAからの4泊6日、走行距離は1417kmとケンモアー往復などを入れるとおよそ1500kmのモーターホームの旅であった。明日からはKELOWNAの周辺を散策してヴァンクーバーに2泊して日本に帰ることにする.長いロッキー山脈の旅であったが楽しかった。見るもの全てが初めての事ばかりだ。

 

 97Cからオカナガン

 

 



 

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