2001年11月4日 11:13:54
Photo by Chuji Kobayashi
北米大陸アメリカのモンタナ州と, カナダのアルバーター州国境にあるロッキー山脈で
世界遺産に指定されている
「WATERTON-GLACIER International Peace Park」
を眺める旅を計画した。
ケローナから33号線を南下し、アメリカ国境に出て3号ハイウエーを東に
アイダホ国境まで行く。
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旭が眩しい | DonKato | 車のガラスが曇る | Bigwhait入り口 | 3号線と合流 |
ここで国境を越えてアイダホに入る。さらに南東に2号線でモンタナ州に入る。
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3Way | Castlgar | Welcom U.S.A. | 税関 | 1Way |
国境からの1号線は短い。
アイダホに入ると牧草と農場が広がっている。
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1WAy | 2Way | IDAHOの 農場 | 農場の教会 | Montanaに入る |
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2Wayの拡幅工事 | 牧草つくり | インデアンのテント | LoonLake | Kalispell |
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HungryHouses町 | 障害者用駐車場 | モテル | 原田純夫氏 | 原田純夫一家 |
10時間のドライブの疲れも忘れて、モンタナ名物のロデオ見物に出かける。
午後7時を過ぎているが太陽はまだ高い。
早くもロデオ会場には近在の人たちが10$の入場料を払って、良い見物席を確保している。
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ロディオ尾の看板 | 一人10$のチケット | 馬場の中を行く | 見物席にて | |
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国歌斉唱で開会式 | 暴れ馬乗り | 親子で見物 | どれだけ耐えられるか | 6秒以上耐えでポーズ |
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振り落とされる | 気絶すしたカーボイ | 投げ縄で牛を捕らえる | 小牛を縛る | 原田純夫カメラマン |
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原田純夫カメラマン | 暴れ馬 | 二階で実況中継 | 土産を売る | 土産や |
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出番を待つ | 満員のスタンド |
7月28日原田さんの案内でベリーを摘みに1時間半の山道を砂埃にまみれて行く。
HungryHorseの町外れから[HungryHorseReservoir].に沿って南下する.
しばらくは舗装の道路があるが直ぐに未舗装の砂利路である。
路面は整備されていて舗装道路のような滑らかさだが砂煙がすごい。
車が一台通るとまったく前が見えなくなる。
ましてや車の後を着いて行くには大変なことだ。
相当な距離をおかないと砂煙で事故になる。
クーラーの無い車では相当につらいドライブになる。
車の中からトランクやエンジンルームまで砂埃で真っ白だ。
灰のような砂煙はどうしようもない。
そんな路を1時間半山奥に向かう。
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原始林の中の路 | 砂埃がひどい | HungryHorsesLake | chuji | 原田夫妻 |
やがて湖水が終わる頃に今日のお目当てのHacleberyがある所についた。
このあたりはボートを降ろせる浜辺があり,そこまでは車が入れる様に整備されている。
また駐車場もあり障害者用のトイレまでそろっている。驚きだ。
トイレは汲み取り式のものだがきれいに掃除されている。
新品のトイレットペーパーも十分に設備されていたのには驚きだ。
日本では考えられないことだ。
ましてや駐車場やトイレなども周りにはゴミはまったく落ちていない。
当然タバコの吸殻などは見ることは出来ない。
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W.C | ハックルベリー | 見事なベリー | いざ出陣 | ベリー摘み取り |
木丈が30センチほどのハックルベリーの木には豆粒ほどの紫色に熟れた実がなっている。
それを一つ一つつぶさないように丁寧に摘み取るのだ。
私も何とか挑戦するが車椅子では自然の原野の中は無理だ。
仕方なく作業用に切り開いたのだろうかわずかに整地された路を入り、
道端の手の届くところだけ摘んで食べる。
もっぱら食べるのが専門だ。
上手に摘まないと潰れて手が赤く染まる。また衣類についたら赤紫に染まり取れない。
しかしジャムに加工したりパイにして食べるとおいしいものだ。
湖の沿った山の斜面には一面にHacleberyが紫色に熟している。
大きな木に生っているBeryもあるがこれは甘くて食べる、しかしこちらでは食べないそうだ。
私は食べてみた。甘くて美味い。
この辺りには熊が多くこのベリーは熊の大好物で、
ハックルベリーの木の枝ごとハックルベリーを食べるそうだ。
注意していないと熊に食べられる心配がある。
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moyuちゃん | 帽子に一杯のベリー | ベリーの実 | ボートランチ |
低木の 「Hacelebery」 はしゃがんで摘まなければ生らないので腰が痛くなりそうだ。
私は原田純夫さんが山の中を車椅子のまま押し上げてもらい摘んでみた。
自分で摘んで食べる、これが自然を楽しむ醍醐味だ。良い経験をさせて貰った。
自然林に囲まれた原田純夫邸で大きな焚き火をして焼肉パーティーが楽しい。
釣りたての川魚や鹿肉・豚肉など実に美味かった。
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白いカモシカに魅せられて
原田純夫を訪ねて
Photo By Sumio Harada
白いかもしかと言われるシロイワヤギ「マウンテンゴート」
LoganPassにてPhoto by Don Kato(july−29−2001)
Glacier National Park の歴史
この地方は今から100万年前の氷河期に始まり、1万年前に氷河期が終わったとされ、その間の長い年月がこの地方の大地を氷河によって様ざまな形跡を残したものといわれる。またこの地にインディアン「Native American」の部族が住んでいたといわれる。現在のこの地方の山々(ロッキー山脈)を彼らは神の宿る神聖な場所としていた。
1800年代にはビーバーの毛皮を求めて白人がヨーロッパから来て狩猟をし、ビーバーは少なくなった。また1806年には探検隊のLewis and ClarkClarktaiga隊がこの地方に来ている。その後西部開拓時代に先住民のネイティブアメリカンが彼等の住処を追われて「Indian Reservation」 に住まなければならなくなって今に至っているのだ。また19世紀にはゴールドラッシュが来てこの辺りも金鉱探しの場所になったようだ。
1890年から20世紀になると鉄道が曳かれ、人々が訪れ始めて「Lake McDonald」ではボートクルーズも行われていた。そして1910年、アメリカ国内10番目の国立公園として「Glacier National Paerk」が誕生した。国立公園に指定されるとレンジャーが配置され、自然環境保護や保全のための様ざまな施設やで道路建設が行われた。そして1995年カナダのウオータートンレイク・ナショナルパークと国際平和記念公園提携に調印。世界の「International Peace Park 」の誕生となった。現在は180万人以上の観光客が訪れ1995年には世界遺産に登録されて今になる。そして「Going-To-The-Sun Road 」は今も観光客で賑わってる。
Glacier と言うからには氷河があると思いきや、圏内には氷河は間近には見られない。現在大小37の氷河があるといわれるが、大きさや氷河の数はだんだん少なくなっているそうだ。またロッキーのアサバスカ氷河のように近くで見ることは出来ない。北米大陸の分水嶺として急峻な「高山地帯」は、今から100万年前に始まり1万年前に終わったとされる氷河期の氷河の活動が変化にとんだ素晴らしい景観を我々に残してくれたのだ。その景観を眺める旅をしているのだ。LoganPass(2025m)
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「Going-to-the-Sun Road」 は西の入り口West Glacier から「 LoganPass」
を超え東の入り口「 St.Mary」 まで51kmの山岳横断道路を言う。
2号線から左折して[Burlington Northern and Santa Fe Railway] の線路をくぐり公園の案内所や
記念品を売る売店が並ぶ中を通りを過ぎて「Weat Entrance 」で公園利用のチケットを買う。
7日間有効で10$である。
深い森林が道路の両側に茂る中を左に「Lake McDONALD」を眺めながら進む。
車からの窓からのスナップ写真で綴る。
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モテルから2号線をMartinCity、Coremaと小さな二つの集落を過ぎてグレーシャーパークに行く.
WestGlacier駅近くで左に入り線路の下を潜り抜ける.
公園のInfo Centerや記念品やレストラン、ロッジなどを過ぎて公園に向かう。
West Entranceで入園料を支払う。1週間分で10$。
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線路をくぐる | 土産屋 | 公園入り口看板 | 西入り口 | 料金10$支払い |
公園内は時速制限され車の長さも21フィート以下だ。普通のモーターホームはまず無理だ。
長いマクドナルド湖に沿って進みマクドナルド渓谷の上流部で折り返して岩盤の切り開いた急な道を登る。
七日間ならば何回通過しても良い。但しモーターホームなど21ft以上の車は通行できない。
GTTSR「Going-to-the-San Road」と名づけられた山岳道路は「Logan Pass(2025m)」の
最高点を中心に東の「Sanit Mary」までの景色の良い道路が開けている。
West Entranceを過ぎ松の林の中を進みやがて[Lake McDonald(水面961m)]を左に見ながら進む。
「Logan Pass」までは51km。
途中にはSpraque Creekキャンプ場、「Lake McDonald、」ロッジなどがある。
Mt.Gould(2911m)の山肌(通称Garden Wall)の岩盤を切り開いた
道路を二つのトンネルを抜けて登り詰めるとそこが「Logan Pass」である。
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カナダ・アメリカ国境公園 | 原始林のGTTSR | マクドナルド湖 | Stanton/Vaught | 道路工事 |
道路からは右手の対岸にマウンテンゴーとが棲むと言われる岩山が聳えている。
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Mt.Clements&Oberlin | Mt.Oberlin2493m | Mt.Oberlin | Mt.Clements2670m | 岩盤道路 |
ここには「Logan Pass Visiter
Center」と大きな駐車場がありゆっくり休める。
障害者用の駐車場も沢山用意されていて気持ちが良い旅になった。ただしレストランなどは無い。
この辺りには真っ白いカモシカといわれる「マウンテンゴート」が生息している。
運がよければ間近で見ることが出来る。
私は遠く岩山の下の草葉を食べている8頭の姿を望遠鏡で見た。
またこの辺りは森林限界をはるかに超えているため(2025m)大きな樹木は無く、
高山植物が沢山あり原色のきれいな花を見ることが出来る。
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マウンテンゴートの住家 | 峠への路 | ローガン峠 | LoganPass Info | Mt.Clements |
2025mのLoganPassには広い駐車場がある。身体障害者用の駐車場も十分用意されていた。
またここからはシャトルバスもあり車以外の人の利用が多い。
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駐車場からの眺め | 峠のお花畑 | 整備されている歩道 | 障害者用駐車場にて | 公園内の道路 |
目の前は2670mの「Clements Mtn」、その右には「Mt.Oberin 2493m」の二つの岩山が聳えている。
また南には傘が岳のような形をした「Peynolds Mtn.2781m」がきれいだ。
さらに南には氷河で覆われた「Gunsight Mtn(2821m)」、「Mt.Jackson(3064m)」、
「Mount Logan(2816m)」が連なっている。
その下には大きな湖「SANT MARY LAKE (1356m)」が青々と水を湛えて山影を映している。
中間のRising Sunには観光船も運航している
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ClementsMtn(2670m)をバックにLoganPassにて | LoganPass 駐車場近くの山 |
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VisitorCenter の売店 | VisitorCenterのパネル展示 |
[Logan Pass] から29km下流で89号線に合流する。合流点は[SaintMary]。
Going-to-the-sun Road は 「SAINT MARY LAKE」 の湖水に沿って下ると
Glacier National Parkの氷河に削られた岩山や氷河が眺められる。
運がよければ GRIZZLY にお目にかかることもできる。
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Sant Mary Lake | Sant Mary Lake | Grizzly 見物の車 | Grizzly | 白樺の林 |
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ここで十分車を休ませて燃料を補給して再び北上してカナダロッキーの最南端の「Waterton Lake National Park」に行く。
89号線を14kmでBabb、ここから左折すれば19kmでMany Glacirキャンピンググランドにつく。
楽しい景色の良いところだ。
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89way Babb | Babb | Many Glacier Entrance | 冬季閉鎖の道路 |
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人口のダム堰堤 | LaakeSherburne | 突然行く手に岩山 | 氷河のある山 |
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Swiftcurent Lake | Many Glacier Hotel | Many Glacier Hotel |
Babbから北上して6kmで左折して17号線に入りカナダ「CUSTOMS」である。
通関したら道路は6号線と名前が変わる。
Chisf Mountain International Highwayを5号線に合流する。
ここまでがSaint Maryから67kmである。
左折して「Park Entrance」で8$の入園料を払いう。
Lower Waterton Lakeを左に見ながら草原の道を西に」向かう。
Waterton Lake National Park
カナディアンロッキー最南端の氷河湖、アメリカとの国境線が湖を横断している。
5Wayと5Wayの交差点から西に9km。LowerLakeを眺め、
正面には「Mt.Crandel(2378m)の岩山を眺めながら進む。
やがて平原を思わせる河川敷の草原に馬でトレッキングする人たちを見ることができる
またヒグマ(グリズリー)が姿を見せる、茶色に光る毛並みは綺麗だ。
Middle Waterton Lakeの上流の丘にイギリス風のホテルが見える。
[Prince of Wels Hotel }
Waterton Lake,Prince of Wales Hotel
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Watertonへ | 奇岩が見える | 車が多い | 牛も放牧されている | WatertonLakeと岩山 |
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公園への路 | 乗馬を楽しむ | Lakeの丘にPWホテル | Prince Of Wels Hotel | Prince Of Wels Hotel |
Prince of Wels Hotel のレストランは一度利用すべきだ。
玄関を入ると高い天井の広いロビーにゆったりと腰を下ろして休む
正面にWaterton Lakeの青い湖面に氷河を抱いた岩山が聳えている。
ゆっくりとランチを楽しむのも良いだろう。
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ホテル紋章 | ロビー | レストランにて | WatertonLake | WatewrtonViledge |
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