フロントフォークの脱着&オーバーホール
さらにさらにつづき...(〜組み付け)




 メーカー指定では硬度10号のフォークオイル、容量68ccです。
今回はカヤバのフォークオイル、10号を使用しますが、1cc単位で
軽量できる機器などありません(^^;)。ですので繰上げて70ccでの
注入としました。




 注入中・・・気泡が入らないようにゆっくりとゆっくりと入れていきます。




 ややボケ気味ですが、注入後はゆっくりとインナーチューブを上下させてさらに
エア抜きを行いましょう。




 最後に・・・外したときと同様力技な作業です(^^;)。スプリングシートをセット、そし
てドライバで押し込んでがんばってその状態を保ちつつCリングをセットして、チューブ
キャップを取り付けたら完了です。

 FフォークのOH単体でだいたい一本30分ほど。左右ですから作業時間は1時間ほ
ど。




あとは車体に組み付けをして完了です。上記の写真にはまだ付いていませ
んがブレーキホース&メーターケーブル取り付け用の白色樹脂製のわっかを
はずした方はちゃんと前後間違えないように付けておきましょう




 ステム部に取り付け。.Fフォークを固定するボルト4本の
規定トルクは2.7kgmです。インナーチューブに加工してある溝を
上のボルトに合わせます。
 注:95ZXの一部の銀HDサスは加工溝が下のボルトにあわせる
タイプがあります。

 あとはフェンダー&カバー類を元にもどし、Fホイールを取り付けて作業完了
です。交換サイクルですがだいたい1万キロ走行をめやすにOH&フォークオ
イル交換がいいそうです。




20020805