つづき・・・
取り付けに際し、フロントフォークと一緒にアクスルシャフトも一緒にG’用にしたほ
うがよさそうです。写真のようにG’(実は銀HDサスも)のフォーク用のアクスルシャ
フトの方が約1cm長いんです。金HD用のアクスルシャフトをそのまま使ってもいい
と思いますが実際やってみると少し差し込み長が足りない感じになります。
これが実際にステムに組んだ写真です。前述の通り、ステムの切り欠きを下方に
作り直した関係上、フォークが金HDサスより上に飛び出る感じになります。
あ、それとライブの場合、インナーチューブの上にある黒いキャップ(フォークキャップ)
は取り外しましょう。キャップを付けた状態だとホーン&インナーポケットにとギリギリ当
たってしまいます。
これが完成形。見た目は金HDサスの方が派手かも(笑)。
ボトムケースが細いので実際「ほっそりとした控え目」な感じです。
で、実際にトライしてみた感想は・・・
確かに硬いです。硬いというか・・・実際には単純なスプリングの硬さ&やわらかさで比較すると金HDサスの方が硬いと思います。が、乗り味は明らかにガッチリ&ゴツゴツとした感触です。なんとなく金HDサスはスプリング&ショックの関係から言うと「減衰力高く、それに比べてスプリングは柔らかめ」という感じに比べG’のFフォークは「減衰力弱め、その代わりスプリングが粘る」という感じに感じました。実際バンクさせた状態からの切り返しやブレーキ掛けた後の倒しこみでがは「ネバァ〜ッ(笑)」という、よく言えば粘り、悪く言えば鈍さがあります。
・・・なんかワケわからないかもしれませんが(^^;)、結論はG’は確かに路面のギャップやアンギュレーションに対して敏感に反応する「硬めのFフォーク」だと思います。ただ、これを街乗りで考えると、すこし敏感すぎますし操舵感も「重さ」を伴う操作になるので・・・乗っていて若干疲れます(笑)。金HDサスはそこら辺を良く考えた「GT的な足回り」と思えました。私が若ければG’の「粘る硬い足回り」は好きだったでしょうね(^^;)。