(05年7月8日)純正キャブレター完全オーバーホール




 たまっていたぶん一気にアップ。純正キャブのOHを施しました。
おそらく・・・純正キャブでの使用はほんと一時になると思いますが・・・。
デフォの状態での復活がとりあえずの目標なのでしっかりOH。





 キャブのオーバーホールといえばケミカル類を使ってガム化したガソリンを
溶かして除去したり、パーツクリーナーや細いブラシ等でキャブ内部の通路の
清掃や穴空けを本来時間を掛けてやるのがオーバーホールの「お決まり」
でしたが・・・今回は文明の力を利用します。

 まず完全分解してキャブレターのボディとチャンバーフロート室のボディを
ブラスト処理で完全に一皮剥きました。
 ブラスト処理ですが、キャブレター内部に細い通路がいっぱい通っているので
通常のサンドブラストではかくウエットブラストで処理します。この処理方法関しては
今回依頼したU2さんのサイトを参照ください。

 金額も確かウン千円の範囲でイケました。実物をみるとあまりにもキレイに一皮
ムケた状態になるので感動しますよ(笑)。





 これはキャブレーター本体部のウエットブラスト処理後の画像。
手触りもピカピカのサイコーです。





 あとはこれをベースに新品パーツで組み立てるのですが・・・

パーツ代が恐ろしく高いっ!

特に高いのはニードル&ジェット類。あんなちっちゃいパーツでウン千円
ですよ。Gダッシュの場合ラバー類はパッキンキットで節約したつもりですが
約1万円が飛んでいきました。

社外キャブ買った方が安いです(爆)。某オクならPWK28イケました・・・。





 組み立て中。このデスクトップ状態・・・。
旧パーツと新パーツが見事に錯乱しております。
一回中断したら元に戻せたか不明です(笑)。





 で、完成。しかしオートチョークが生きているかどうかは不明です。
これでオートチョーク壊れてたらひょっとしたら投げ捨て(爆)・・・





 余談になりますが、ライブをいじっていた頃、縦Dio系の方がライブの
キャブ換装チューンを良く耳にしましたが、今回Gダッシュのキャブを見て
その訳を理解することが出来ました。
 スロットルバルブ部の形状が縦Dioって円形じゃないんですね。
上の画像のように楕円?のような長方形の形状をしているんです。
バルブ系もライブより一回り小径。
 これなら確かにライブのほうがスロットルのツキが良さそうですね。