(05年10/11)オクムラマフラー再生。




 Gダッシュに装着するマフラー、いろいろ悩んだのですがここはGダッシュが本当の現役だった頃の往年のゴールデンコンビ(?)である「オクムラ管」で行くことにしました。サイレント&パワーという元祖静音高性能マフラーで、今でも某オークションでは美品ですと高値で取引されている名品・・・らしいです(爆)。だって当時知りませんもの。
 当方のヤツはたまたま落札したGダッシュのエンジンにくっ付いてきたヤツなんですが・・・オクムラ管って実はDio用でも3種類ほどバリエーションがあるらしく、当方のオクムラ管は「H−05」という刻印のあるタイプ。AF28ZX用で、エキパイのサイズが一番太いタイプらしいですが・・・どなたかご存じの方いらっしゃらないでしょうか(笑)?。





 まずは旧塗装と錆落し。コレは自分でシコシコやるよりてっとり早くブラスト・・・
ということでいつもおなじみのU2さんにて加工発注しちゃいました。
 これはサンドブラスト加工上がりの箱開け直後の写真。ブラスト上がったらスグ
に塗装をはじめないと・・・ダメになります。ブラスト直後は金属の表面は完全
な「無皮膜」の状態です。半日もすると空気中の水分と反応してうっすらと錆が
出始めるくらいです。

 ちなみにオクムラ管以外のマフラーもありますが気にしないで下さい(笑)。





 ブラスト後に発見!取付部にクラックが入っていました。これは
ブラスト掛けなければ気付かなかったですねぇ。





 急遽鉄工所行き(笑)。アークにてがっちり溶接しなおしました。





 あとは塗装。600度耐熱ペイントでガシガシ塗装していきます。
先端部のマニホールド部は分割できるのでココだけ単独に塗って、
オーブントースターで250℃30分の塗装の焼き付け定着を施しました。




 本体も同じく650度の耐熱塗料で塗装。塗装後はバイクに取り付けてエンジン
掛けて排気ガスの熱で焼き付け定着・・・が本来なのですがもちろんまだ車体が
完成していないのでこんな形で。銅管でマフラーを吊るしてエキパイの差込口から
リョービ製ヒートガンを使って300℃の温風で30分の焼き付け定着を施しました。





 ちゅうことであとは一旦外しておいたカーボン製のマフラーガードを取り付けて
車体に取付。マフラーガード固定のネジは本来のものは錆びていたのでステン
製の同サイズタッピングネジに変更しました。

完成っ!