川上村の県境、小川山(中央分水嶺を歩く 2016.5.23〜24 メンバーL 高見沢、宮尾、坂本 

リーダー報告
好天で、トレース・ペナントもあり、いい分水嶺歩きになりました。今後、佐久の分水嶺歩きは麓にテントを置き、日帰り行程でゆっくり楽しみたいです。お付き合いください。  坂本さんとは約30年ぶりの登山。やっぱり楽しいですねえ。リンゴの摘果が気になりますが、この場合は登山優先。帰ったら摘果が忙しいこと!でも次なる分水額は「三峰山〜塩尻峠」と目標を定めています。6月中にどうでしょうか。
行動記録
5月23日(月)快晴
5/23  長野市安茂里(6時05分発)‥・(松代IC)・‥(佐久北IC)・・・野辺山駅(8:10着、坂本さん合流、8:20発)・・・高登谷湖(8:40着、8:55発)‥・林道終点(9:44着、9:55発)‥・標高1915m地点(10:50着、11:05発)・・・休憩1回‥・テントサイト(13:00着、13:30発)・‥休憩1回‥・小川山(15:15着、15:50発)・‥テントサイト(17:10着)
 野辺山駅で坂本さんと合流。高登谷湖畔に車をデポ。念のため、車内に「登山中」のメモを残す。新緑の森に春ゼミの鳴き声が満ちている。  ネットの記録では信州峠から小川山を越えて1日で歩いている記録があるから、ある程度の期待を持っていた。先月来た地点からはいよいよ薮に突入。狭いし薮に覆われているが、岩場交じりの狭い尾根上には道らしきものがある。一部、その踏み跡が不明瞭になり、岩峰を巻くところでルートを外れたが、ほぼ尾根通しに行ける。途中、ビバークできそうな大きな岩屋があった。  標高1915m地点まで、予定の半分の時間で到着。赤いペンキの古い矢印やペナントもあるから、大いに期待できそうだ。1915m地点からはシヤクナゲが多く花盛りだ。狭い尾根上のシヤクナゲの薮は刈り払われていて、はっきりした道だ。普通の登山道とは違い、狭くて薮がかぶさっているが、歩くには十分だ。岩場交じりの尾根を1時間で屈曲地点に来た。尾根が広くなりペナントもトレースも不明瞭になった。ザックを置いて、地図と磁石と目視でルートを探した。トレースに間違いないことが分かったところには、持参した布ペナントを付けた。尾根が広いところは要注意だ。  屈曲部手前からは栂の樹林でシヤクナゲは少ない。(屈曲部を過ぎ、尾根が南東方向へ反転する地点は「松ネッコ」といって、大双里という三角点へ延びる尾根を分岐している。登る時はこの「松ネッコ」という標識の前を通らずに行ってしまった。)ペナントと踏み跡を読みながら標高2101m地点を通過。鞍部にいい平地があったのでここをテントサイトとした。一人で中央分水嶺を歩いた執行一利さんもここにテントを置いたのではないかと思う。  時間があるので今日中に小川山を往復することにした。栂の樹林の中、苔むした木や岩に覆われたかすかな踏み跡と古いペナントを頼りに進む。小川山近くになってからはシヤクナゲの密林を2〜3回通過する。一見すると通れそうにないが、狭い踏み跡が薮の中にある。シヤクナゲの固い木を押しのけながら通過。踏み跡がなかったら難渋したことだろう。山頂近くは踏み跡が一層不明瞭だった。薮は登るより下る方が難しいので、注意していたが、下山時はこの山頂近くで一時トレースを見失ってしまった。登る時にもっとペナントを付けておけばよかった。  テントサイトは苔の上。晴天続きで乾いていて快適だ。風はなく虫もいないので外で夕食。坂本さん持参の赤ワインで豪華な夕食。
5月24日(火)快晴
5/24  テントサイト(5:50発)・‥松ネッコ(6:20着、6:47発)・‥標高1915m地点の西方岩峰(7:43着、8:00発)‥・林道(8:25着、8:30発)‥・高登谷湖(9:00着、9:10発)‥・南相木ダムで分水嶺偵察‥・東御市の道の駅「雷電の里」で昼食・‥長野市安茂里(14:26着)・‥高田(14:45着)‥・南堀(15:00着)
 朝4時半頃には朝陽が昇ってきた。樹間からテントに朝陽が当たる。テントの外で朝食だ。いいテントサイトだった。  昨日と同じく、ペナントとかすかな踏み跡を頼りに行く。ペナントを見つけては指さし確認だ。「松ネッコ」では比較的新しい標識があった。「ヤマレコ」の資料にある三角点を探して大双里への尾根に分け入ったが、時間がかかりそうなので、途中であきらめた。標高1915m地点の西方の岩峰で展望を楽しみながら休憩。目の前に大きな送電線の鉄塔がある。あの高さで仕事をする人がいると思うだけで、足がすくむ。この岩場から下には古い虎ロープが張られている。この辺りでは、シヤクナゲに代わってミツバツツジが満開だ。送電線鉄塔からは巡視路を下る。実に歩きやすい。この巡視路を使えば、小川山まで日帰りも可能だと思う。  時間があるので、南相木ダムへ寄り道をした。中央分水嶺トレースのための偵察である。ダム東方の稜線はすべて県境で分水嶺。一部分は群馬県側からの登山道もある。小さな沢をたどって稜線へ登り、日帰り行程で繋げるのがよさそうだ。
(文責 高見沢 賢司)
ルート図
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