佐久の山(大上峠〜十国峠)(中央分水嶺のトレース) 2016.3.11 メンバーL,高見澤,宮尾)

リーダー報告  天気予報では晴れ間を期待できたが、曇りで寒い日だった。前日までの新雪が10センチくらい積もっていて、木に着いた雪のため視界も今一つだった。途中までは道もあり、濃い薮は一部にあったのみで、比較的歩きやすい。スタートが遅れたこともあって、最後の部分は林道を歩いた。この部分はあらためて春に歩こうと思う。明るい早春の稜線を歩きませんか。  雪は少なかった。輪カンジキもアイゼンも使わなかった。ストックとツボ足で歩いた。
行動記録
3月11日(金)曇り、のち小雪 
  3.11 長野市安茂里(6時05分発)‥・(国道18号)・‥古谷ダム(8:40着、8:55発)・‥大上峠(9:31着、9:46発)‥・稜線(10:05着、10:15発)‥・標高1290地点(10:32通過)・‥標高1330ピーク(10:55着、11:00発)‥・1312ピークの西の平頂(11:35着、11:50発)‥・屈曲点(12:29通過)・・・1276コル(12:50通過)・‥1408ピーク(13:30通過)‥・休憩1回‥・東電大鉄塔(14:53着、15:00発)・・・十石峠(15:50着、16:05発)・‥古谷ダム(17:35着、17:50発)‥・〈国道18号)・‥長野市安茂里(20:28着)
  通勤時間に当たったため、上田の浅間サンラインで車の流れが悪かった。古谷ダムへ近づくと路面に雪や凍結がある。無人のダム管理事務所に車をデポ。  大上峠へ雪の積もった林道を登って行くと、群馬県側から軽トラックが下ってきた。そしてしばらくすると今度はそのトラックが登ってきて、群馬県側へ行った。雪の少ない今年、この林道は冬期間も行き来があるようだ。
 大上峠からはいよいよ薮と思いきや、道がある。急斜面には虎ロープがあり、稜線へ出る最後の急斜面はこれを頼りに登った。稜線に出てからも踏み跡があるらしく、歩きやすい雪の稜線をたどる。標高1330mの平坦なピークには、「N36°07′42″、E138°37′29″」という表示があった。珍しい表示だ。ドクターへりの電話番号も表示されていた(この後、もう一回同じような表示が木に取り付けられていた。測量のためか、緊急事態のためか、わからない。)このピークのすぐ南側には林業用の作業道があり、おそらく、林道大野沢線の延長部分なのだろう。林道を使えば薮漕ぎなしでこの部分の分水嶺を歩けるだろう。 この先、稜線が複雑になるとともに踏み跡は不明瞭になり、ペースが落ちた。
 標高1276mの鞍部には林業用の作業道が何本もある。これもおそら(林道大野沢線の延長部分なのだろう。
 標高1408mピークは竹薮が密生している。今回の登山中最も薮らしいところだった。このピークから林道へ降りることも可能だが、時間があるし天候は曇りのままだから、十石峠を目指す。しかしここからは稜線の形状が一層わかりにくい。小さなピークがいくつもあり、それぞれから派生する尾根が主稜線と直角だから、下降地点では方向を確認しなければならない。そのたびに地図と比べながら雪の潅木の中を下った。標高1379mピークへの登りからは踏み跡がはっきりしてきた。
 標高1379mピークからは群馬県側の展望がある。すぐ下には林道が来ている。これは十石峠へつながる林道だ。鞍部には古い石仏(?)があった。何かの資料で見た「大仁田越」というところはここかもしれない。
 もう一つピークを登ると、そこには東京電力の巨大な送電線鉄塔がある。高さは100m以上だろう、半分から上は雲の中だ。おそらく柏崎の原発からの送電線だろう。時刻は15時、少し雪も落ち始めた。ここからは林道を十石峠まで行くことにし、稜線歩きは次回とする。10から20センチの積雪だが、林道のラッセルをじっと耐えてつづけた。
 十石峠では展望台に入って雪を避けて休憩。マイナス2度、結構寒い。峠の両県にそれぞれゲートがあり、4月7日11時まで冬季通行止め。長野県側にはゲートまで真新しい轍がある。昨日か今日、車で来た人がいる。この轍を踏んで下る。ラッセルより歩きやすいので助かった。ひたすら歩いて1時間半で古谷ダムに着いた。予定より遅くなったのでその場で留守本部へ連絡。いいトレーニングになった。
 (文責 高見沢 賢司)
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