尾瀬(中央分水嶺)

中央分水嶺 尾瀬(至仏山、アヤメ平、燧ヶ岳)2018,8.17〜19 メンバー L 高見沢、宮尾、峯村(広)

リーダー報告
 好天に恵まれ、当面の分水嶺歩きの最後のパーツが出来ました。お付き合いいただいた2人に感謝します。22年ぶりの尾瀬はかつてとだいぶ変わっていた。でもやはり尾瀬はいい。高い山に登らなくてもいい山歩きができる。オーバーユースの時代から落ち着いた利用の時代になったのかもしれない。
 行動記録
 8月17日(金) 晴のち雨
8/17 長野市南堀(5:40発)・・・須坂、鳥居峠経由・・・戸倉(9:45着、シャトルタクシー、9:57発)・・・鳩待峠(10:17着、10:30発)・・・休憩1回・・・至仏山(13:30着、13:40発)・・・小至仏山(14:20着、14:30発)・・・休憩1回・・・鳩待山荘(16:10着、泊)
 戸倉の駐車場に車を入れる。バスもタクシーも1人当たり料金は同じ。乗合いの大型タクシー―は客がいっぱいになると随時出発し、次々と鳩待峠に向かう。非常に効率的だ。(この時期は平日ならマイカーも鳩待峠へ行ける。土日はマイカー規制あり。ハイシーズンは平日もマイカー規制あり。)小屋は宿泊者を受け入れる準備ができていないので、到着したことだけ告げて、至仏山に向かう。雲は多いが晴れ間もあり、好天を期待していく。しかし登るにつれて雨模様になってきた。  蛇紋岩の滑りやすい道、雨で、ヌルヌル、ツルツル。稜線は風も強く、もちろん展望もない。全く期待外れになってしまった。峠に戻ると雨は降っていないが、山頂は依然として雲の中。小屋に入ってからは雨が降ってきた。小屋は私たちのほかに男性1名の宿泊のみ。かつての鳩待峠のにぎわいがうそのようだ。平日とはいえ少々さみしい。 
 8月18日(土) 快晴
8/18 鳩待山荘(7:05発)・・・休憩1回・・・アヤメ平(9:10着、9:30発)・・・富士見小屋(9:45着、10:05発)・・・休憩2回・・・皿伏山(12:37通過)・・・大清水平(13:20通過)・・・尾瀬沼周回路(13:37着)・・・尾瀬沼山荘(13:55着、14:10発)・・・長蔵小屋(14:30着、14:45発)・・・小淵沢田代(15:30着、15:45発)・・・長蔵小屋(16:45着、泊)
 朝から快晴。小屋の脇から登山道に入り、アヤメ平へ。途中の横田代から始まる展望と草原がとてもいい。ちょうどいいくらいの風もあり、尾瀬のもう一つの魅力だ。富士山をはじめ、青い山並みが一望。かつて裸地化してしまったアヤメ平も地道な復元努力のおかげでほぼ回復している。尾瀬沼、尾瀬ヶ原と並ぶ散策ポイントだと思う。 近くにある富士見小屋は閉鎖されて久しい。建物は痛み、登山者の減少の象徴のようだ。富士見峠下から歩いてきたという登山者に聞いたら、小屋の親父さんも年を取ったからねえ、とのこと。かつてを知る方のようだった。小屋からマイクロウエーブ反射施設までは車道があるが、こちらへ来るはほとんどいない。小屋から尾瀬ヶ原へ下るのが普通のようだ。マイクロウエーブから東の道は、歩く人が少なく、草や笹に覆われ始めている。展望もないし歩く魅力には乏しい。尾瀬沼までの間で会ったのは女性2人組のみ。道も荒れていて誰にも会わないだろうと思っていたから少々意外だった。
 長蔵小屋で宿泊の手続きをしてから、小淵沢田代へ。当初の計画に入っていなかったが、時間があるし、より中央分水嶺に近いコースをトレースしたいと思い、昨日決めておいた。 小淵沢田代は中央分水嶺の真上にある。南と北に緩やかに傾斜していて、中央に池塘があり、おそらくその水は、南は利根川水系へ、北は尾瀬沼から只見川を経て阿賀野川へ。中央分水嶺はこれから西へ、檜高山、1884b三角点、三平峠と続くが、この間は道もないし、雪のある時期に歩くのもつらいので、分水嶺もここは幅を持って考えることにしている。  大江湿原を通って長蔵小屋へ。大江湿原を守るように鹿柵が作られている。これも新しい変化だ。小屋のよく手入れされた木の床と階段、良き時代のままだ。
   8月19日(日) 快晴
8/19 長蔵小屋(6:40発)・・・休憩2回・・・俎煤i9:27着、9:35発)・・・柴安煤i9:52着、10:15発)・・・俎煤i10:30着、10:35発)・・・沼尻休憩所(12:04着、12:17発)・・・三平峠(13:30着、13:40発)・・・一ノ瀬(14:30通過)・・・大清水 (15:10着、バス乗車、15:50発)・・・戸倉(16:05着、16:15発)・・・道の駅八ッ場ふるさと館で休憩・・・長野市南堀(20:20着、解散)
 今日はハードワークだ。最新の地図情報では燧ヶ岳往復で予定より2時間かかりそうだからだ。しかし、気合を入れて歩いたおかげか、ほぼ当初予定時間で登れた。問題は下降時に起きた。8合目でナデッ窪へ下る道を高見沢が勘違いし、ミノブチ岳まで行ってしまったために宮尾さんと離れ離れになってしまった。ナデッ窪を先に降る格好になってしまった宮尾さんを追って、滑りやすい岩の道を峯村さんと2人、下に向かって声をかけ笛を吹き、登ってきた人に宮尾さんのことを聞きながら、ひたすら降った。宮尾さんも先行していた2人を追って遅れまいと急いだことだろう。追いつくのは容易ではない。様子を知った足の速い登山者が、宮尾さんに事情を話してくれ、12時少し前にようやく追いついた。
高見沢が下降点を勘違いしていたことのほか、狭い登山道でほかの登山者グループの間に分かれて入ってしまい、間隔をあけてしまったことを反省している。
   ともかく合流でき、沼尻の休憩所で一休み。隣は韓国からの登山者グループだった。時代は変わってきた。後は一路大清水へ。一ノ瀬からはシャトルタクシーがあったが、乗らずに歩いた。大清水は宿泊小屋が1軒と観光案内所が開いているのみ。車も登山者もかつてと大違いだ。さびしい気もするが、かつての大にぎわいが異常だったというべきなのだろう。
 帰路、休憩で八つ場ダムの建設地で道の駅へ。ここも大きく変わりつつある。
(文責 高見沢賢司)
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