
福沢 秀行 理学療法学科1年生/上田市出身
僕は33歳。社会人入学です。以前は老人保健施設が併設された病院で働いていたのですが、ある時、もっと現場で直接利用者さんに接する仕事がしたい、と思い、理学療法士(PT)を目指すことにしました。
将来は、また病院に戻って訪問リハビリテーションをやってみたいと思っています。僕と入れ替わりで本校を卒業して、PTとして活躍している仲間がいるので、彼と一緒に仕事するのが夢なんです。いろいろな方々のバックアップもあり、とても恵まれた環境で勉強させてもらっていると思います。
ただ、30歳過ぎてからの勉強は想像以上に大変で、挫折しそうになったこともあったのですが、そんな時、先生が親身になって相談に乗ってくださり、勉強の仕方を教えていただきました。お陰で、なんとか1年やってこられました。
まずは勉強するクセを付けること。大事なのは学力じゃなく、「やる気」と「継続する力」だと実感しています。

酒井 絵理 理学療法学科2年生/長野市出身
高校時代、バスケット部で一緒に頑張っていた友達が、靱帯を切るケガをしてしまったんです。その時に理学療法士(PT)の存在を知りました。それがきっかけで職場見学や学校見学に行き、大学と違って仕事に直結した勉強ができるということもあり、本校を選びました。
憧れて入ったものの、1年生の頃は骨の名前を覚えるだけでも大変で…。でも、外来の先生が教えてくれる解剖学などの授業もおもしろくて、難しいけれど知識がつながってきた1年生の後半ぐらいからペースがつかめ、楽しくなってきました。テストのためじゃなく、本当の勉強の意味が徐々にわかってきたような気がします。ふだんは、分からないところは友達同士で教え合ったり、先生に質問したりするなどしながら必死にやっています。テスト前は、教員室の前に質問待ちの列ができるくらいです。
勉強は確かに大変ですが、同じ目標に向かっている仲間がいるから大丈夫。これから実習に出るので、頑張りたいと思います。

坪田 和希 理学療法学科3年生/松本市出身
中学の時に足を骨折して、その時に動けないことの辛さを体感していたのですが、高校で進路を考えるとき、理学療法士(PT)という職業を知って、治す側に立って働きたいと思ったんです。
1年生の時は暗記が全て。最初はこの勉強は何の役立つのかなあ、としんどくなったりもしますが、2年3年と進んでくるとそのひとつひとつが知識となってつながってくる。辛いときの先輩方のアドバイスには本当に救われたので、後輩にも同じようにしてあげたいと思います。
今年は実習に行って、知識だけでも実技だけでもどうにもならないことがわかりました。知識と技術を結びつけて考えなければならない。実習にいくと、ぼんやりとしかわかっていなかったことが明るみに出て、全然わかってなかったと気づきます。本に例えたら、まだほんの初めのページしか進んでいません。でも、とても充実した3年間でした。4年では長い実習が3回あるので、1分1秒を無駄にしないように少しでも多くのことを得てきたいと思います。

金丸 矩子 理学療法学科4年生/松本市出身
高校2年生の時、祖父が脳梗塞で倒れ、理学療法士(PT)の仕事を目の前で見ることがありました。病院を転院するたびに違ったPTの方が治療をしてくれたのですが、人それぞれやり方が違いますし、リハビリテーションは意外と自分の個性が活かせる仕事なのかなと思い、進路を決めました。
1年生は基礎から始まり、だんだん応用から実践へと専門的になっていくのですが、学年ごとに大変さが違うんですよね。何度もくじけそうになる。でも、実習に出てみて、患者さんから「ありがとう」と笑顔で言われたときは嬉しくて…。頑張ってきた甲斐があったと思うと同時に、素晴らしい仕事だな、と思いました。
実習で行った山梨のリハビリテーション病院には40人以上ものPTがいる大病院でしたが、ここでは同じ患者さんに長い時間関われたので、回復の経過を見ることができたのは良い体験でした。実習先で出会った先輩PTのみなさんは、夜も仕事が終わってからも勉強し、朝も早く来て勉強していました。患者さんを少しでも良くしようと、業務外の時間も努力を惜しまない姿を目の当たりにして「これがプロなんだ」と実感しました。
やさしさだけで患者さんは良くならない。その人が家に帰って生活できるようになるためには、何が必要でどこまでやらなければならないかということまでを確認しながら、共に努力し、共に喜べるPTになれたら、と思います。
