信州の人形道祖神祭り


東谷の「カンタサン」道祖神    2010.01.10撮影

地大根を頭にして十文字に組んだ細い竹を芯に色紙で作った着物を
着せたモコ・ヨメと呼ぶ男女一対の人形を「カンタサン」と呼ぶ、人形に
飾りつけを行い高さ2.5mの棒の先に付けられ山形に組んだドンド焼きの
先端部分に幸運を招くアキの方角に向けて立てられる。その周りに門松
注連縄・豆木・ダルマ・古いお札を添える、夕方これに火をつけて燃やす



BAK    INDEX


今回掲載した道祖神まつりは県指定無形民俗文化財で長野市篠ノ井塩崎の
越・平・東谷に江戸時代から伝わる行事で村や村人の諸々の厄・穢れや禍を
人形に託しドンド焼きで燃やすことで村の外に出すことを目的に作られました。
(祭りの文面は越組道祖神どんど焼き保存会などの取材を基に作成しました。)