Lake Louise


Chatea Lake Lowiseその向うには雲の中に氷河の峰が隠れている。今では混雑していない駐車場に車を止めて、生まれて始めてカナダロッキーの土の上に降りた。

 

 

  

忠治とドンちゃん感激だ。夢にまで視たカナディヤンロッキーの真ん中に私は居るのだ。

カナダに来て始めての車椅子の散歩がはじまる。わたしは車椅子のタイヤを手で撫でながらカナダの大地の感触を味わっていた。この気持ちは他の家族たちにはわからないだろう。

 

それでも皆が湖に向かって先に走って行ってしまっても静かに車椅子を回しながら辺りの景色を眺めながら湖に向った。何と見事な鏡のような静かな湖面は山並みを映し満々と水を湛えている。観光客もそんなには多くなく老人や若い新婚さんたちが散策を楽しんでいるだけである。

この辺りにはまだ日影には一昨日降った深雪がわずかに残り、シャトーの芝の庭にも雪が少し残っていた。私は湖に近づき湖の回りにある散歩道をゆっくりと進んだ。

レイクルイーズの太陽

レイクルイーズのホテルからビクトリア氷河湖の色は緑に近い青色で天高く岩肌が立ちはだかりその肌には青い氷の衣を纏ったビクトリヤの氷河の峰が見える。私が訪れたの歓迎するかのように厚い雲に覆われていたその峰はついに私の目の前にその全貌を見せてくれた。やがて空の雲はどこかに消えてしまい、秋の青空が広がっている。

青い空と岩の峰そして氷河と新雪のコントラストは見事なまでに素晴らしい。こんな景色はヒマラヤでも視たことが無い。やはり無理をしても此所まで来て良かったと思った。

このレイクルイーズから眺める山の姿は世界でも最も美しい眺めの一つであると言われている。

この眺めは氷河の流れと、長い間の侵食作用によって出来た山の姿は実に素晴らしい。氷河の流れやその壁に付いた氷の厚さは100メートルもあるそうだ。そしてこの氷河の流れはマウントビクトリアからレイクルイーズの湖まで今もながれ続けているのだ。そして氷河の水はみどりの湖をつくっているのだ。

緑が何とも言えない美しさで、私の気持ちを落ち着かせてくれた。静かな深い緑と山、そして黒い岩と氷河の階段のようなつながりと滝のように落ちる氷河の雪解け水の飛沫。

 

シャトーの看板と記念写真湖のすぐ脇に建つシャトーレイクルイーズは古く長い歴史を持っているそうだ。これだけの観光地になっていているにもかかわらず、ホテルはこれだけである。日本と違いやたらと人の数とホテルの数を合わせるような事はしていない。自然をいかに大切にして収用できるだけの人でゆっくりと楽しんでもらうようになっている。

この付近には乗馬、カヌー、ハイキングとさまざまなレジャーを楽しむことが出来るそうだ。また冬にはスキーもたのしむことが出来るという。実に素晴らしいところだ。

今日は最初の予定より早く来たので此所に寄ってからBanffに行くことにしたのだ.

此所からBanffまでは再びボウレイクに沿って東に下っていくだけだ.

ビクトリアルイーズこの湖の名前になっているレイク・ルイーズやビクトリアの説明の名盤もある。

 

マウント・ビクトリアピーク

ビクトリア山われわれが到着した時は雲をかぶっていたビクトリアピークがその姿を見せてくれた。青い湖の向こうに切り立った岩壁を新雪で化粧して聳えている。私のために顔を出してくれたのだと思いそんなことを考えているうちに自然と涙が出てきた。実の綺麗な山だ。名前は以前から何回も聞いていたがロッキーの代表的な山だ。 マウントエディスとノルケ陽はまだ高い,おまけに空も雲一つない秋晴れの良い天気だ.

此所からはボウレイクを挟んで1号線と1Aが平行して走っている.私たちはCANADA Highwayを進む.マウント エディスやノルケを左に見てBanffの町にはいる.

町の入口でcanadian pacificの線路を渡る,そこがbanffの駅である.驚いてしまうほど小さな駅で日本のようにプラットホームが見あたららない.列車に乗るのにホームを使わないのだろうか.

町の正面にカスケードが夕日に白い雪煙を揚げて光っている。

バンフとカスケード山
 


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