フロントフォークの脱着&オーバーホール



 エンジン関係のメンテをしっかりやっている方も、意外とFフォークのメンテは忘れている方多いのではないでしょうか・・・というか私がそうでした(笑)。新車購入時から3年、おそらく走行距離は2万キロ前後ではないかと思いますが全然手付かずでした(^^;)。




 まずはFフォークの外しからです。
とりあえずフロントカバーとFタイヤをアクスルシャフトを抜いて外します。
Fタイヤ外しても車体のバランスで車体が接地することはないですが念の
ために車体前部の下にブロックを入れておきましょう。メーターギアとキャリ
パ関連は外さなくてもそのまま吊るして作業します。
 くれぐれもこれから作業終了時までFブレーキレバーを握らないように(^^;)・・・。




 Fフォークの取り外しにはステム部のナットを外せばいいのですが、これには
フロントフェンダーも外さないといけませんのでフェンダーの取り外しです。
上の写真では分かりませんが、サイドカバーを左右とも取り外しておいて、
赤丸部&青点線丸部の計4箇所のビスを取ります。あとはCDIを取り外して
フェンダー自体を持って前に引っ張ると外れます。




 取り外しとこんな感じ。結構大物部品の取り外しが必要なのが良くわかりますね(笑)。
フロントフェンダーなんてめったに外すようなモノではありませんのでこの機会に是非
外側も内側も水洗いしてきれいにしましょう。




 あとはFフォークの取り外し。ステム部の赤丸の4本のボルトを緩めて抜き、
フォークを下へ引っ張れば取り外し完了です。ボルト緩めてもフォークが抜け
ない&抜きづらい時はプラハンで頭部をたたくか、写真では見えませんがステム
横部に切りカキがありますのでそこにマイナスドライバを入れてフォークの締め付
け部をこじり開けながら下へ引っ張りましょう。
また、ブレーキホースの固定具&スプードメーターケーブルはステーごと取り外し。




 取り外し完了。これからはFフォークのオーバーホールに入ります。