エアクリ−ナ−BOXの加工




 冬は寒くて屋外作業はやる気になりません。屋内でできること・・・エアクリBOXの空気流入量の増加を狙いBOX加工をやってみました。
 注意点はなんといってもキャブの再セッティングが必要です。出来ない人はやっちゃいけません。とりあえず走るでしょうが長い目で見ると間違いなくキャブの再セッティングなしではエンジン壊します。
 また、はっきり言ってこんな加工するよりパワ−フィルタ−付けた方が手っ取り早くもっと空気流入量を増やせます。ですので「見た目はあくまでノ−マル」を目指す人のみにオススメします。
準備するものは・・・エアクリBOX(笑)。それとエアホ−スを一本部品で取っておきましょう。
 




 コレが純正状態です。黒いチューブが実際のエアホースです。
大きいエアクリBOXですが、実際にはこのチューブしか空気の取り入れ口
がなくボアアップや中度以上の改造になると絶対空気量が足りないのも事
実です。今回はエアホ−スを「見た目キレイに」一本追加してみようと思います。




 まずはエアホ−スをBOXから引っこ抜きます。
引っこ抜いた状態は左のようになっているはずです。まずこれを右の様に
カットします。要はR部のエアクリBOXの柱に固定する部分を切除。それと
ホ−スの長さを短くします。




 切ったダクトはこのままではつながりませんから、ホ−スの内側に給湯配
管用の銅管をスリ−ブ代わりに入れてつなぎます。これはゴム製のホ−ス
が吸気時に折れないための骨のかわりにもなります。このスリ−ブは皆さん
適当に(笑)代用できる物を探してください。




 これが完成品です。なぜ低くしたホ−スが要るかは・・・後に分かります。




 分かりますかね・・・銅管がホ−スの内側にスリ−ブとして入って
います。残念ながらこのおかげでホ−スが2本になるから空気量が
倍増・・・にはなりません。若干ホ-スの内径がこの銅管のせいで細く
なるので実際には無加工時が100だとしたら160〜180ぐらいの増
加になります。