続き(BOX側の加工〜)



 ホ−スの加工が終わりましたらBOX側の加工です。具体的にはBOX内の柱を一本切除して、ホ−ス追加用の穴を一箇所開けなおすという作業です。




 こんな感じでこれから加工していきます。
まず赤丸部のいままでのエアホ−ス固定用の柱を切除します。さら
に追加ホ−ス用のために穴を一箇所追加するために、三層構造に
なっている壁の一番内側の右下の青点線部をカットします。




 上記の加工が終わりましたら今度はBOX外側の加工です。
左の赤丸が元々の穴です。まず一番外側の壁の青点線部
を内側同様にカットします。内側と外側の壁は切除しました
から真ん中の壁が残りますよね。そうしたらその真ん中の壁に
青丸の様に穴をあけます。大体直径15〜18mmほど、現物
合わせでいいでしょう。






 加工後です。こんな感じになります。上がボックス内側、下がボックス外側
からの写真です。




 そうしたらさっき加工したダクトをこの様に取り付けて完成です。元の位置の
ダクトの高さを低くしたのはエアがスム−ズに流れるかな?と思っての加工です。
このやり方だとノ−マルの吸入スタイルを崩さずにエア流入量を増やすことがで
きると思います。




 実際の装着はこんな感じです。赤丸が今までの吸気口。
加工後はここプラス青丸部からも吸気します。



 この加工済BOXはミクニのVM18KITの投入により、「キャブの口径も上がったので・・・」
という感じで現在実戦投入しています。ノーマルキャブでのMJのセッティングを行わなかっ
たのでどのくらい番手上がるかの実験は私は行わず終いでした。
 その後、同様の加工でノーマルキャブとの組み合わせでのジェッティングを出した方の
お話では大体MJ90前後で収まるとのことです。大体私の予想と合っていました(^^;)。

 ちなみに私の車体のVM18+ノーマルマフラーではMJ95〜97.5の辺で収まります。



20020214