ライブDioZX98モデル(SK50MW−X)




 98年1月、ライブDioZXは98モデルにチェンジ。基本性能及び装備は97モデルと全く一緒でカラーリングの変更に留まっています。これはこの翌年の99モデルも同様で「ライブDioZX」というスクーターは基本的に97モデルの大幅な変更によって一つの完成形となっていた感じです。ホンダはこの年50周年。50周年記念ということでクルマ、バイク両方にアニバーサリーモデルが投入されました。ライブもスクーターで唯一50thアニバーサリーとしてラインナップに載ります。
 ところで97年の12月にホンダは「二輪車エンジンのオール4ストローク化」を発表。2002年までに2ストロークエンジンの全廃を発表します。2stエンジン搭載のライブDioの生産は2002年まで、と決定したようなリリースです。

 余談ですがこの頃はあのスクーターレースの藤永選手もライブで参戦していたんですよね・・・。

車両本体価格169,000円
イエローメタリック、ブラウンメタリック、シルバー、ブラックの4色




 この年のスペシャルエディションはなんといっても50thアニバーサリーモデル(SK50MW−YD、98年8月〜)に尽きるでしょう。前述の通りホンダ創立50周年を記念して作られたモデルで気合の入った作りです。
 ボディカラーは往年のホンダF1のカラーを再現したクリーミーホワイト。リアウイングとリアサス、前後キャストホイールは走りをイメージしたファイティングレッド。エンブレムとサイドデカールはカーボン調のデザインです。クランクケースカバーは前年のSP仕様と同様の鏡面加工処理。またカギも50周年記念の特別仕様です。以外に知られていませんがシート地も特殊な編み上げ風のデザインになっています。





主要諸元

97モデルと一緒で変更なし。




ホンダ広報発表より・・・
50ccメットインスクーター「ホンダ Dio/Dio ZX」のボディカラーを変更し発売

創立50周年を記念しスペシャルカラーを施した50thアニバーサリースペシャルモデル3車種を限定発売