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ヘレボルスって?
Helleborus(ヘレボルス)とは、
一般的にクリスマスローズと呼ばれている植物です。

名前の由来
欧州で、クリスマスローズと呼ばれているのは原種ニゲルです。
これは、早咲き種のニゲルが
自生地でクリスマスの頃に開花するので、この呼び名がつきました。

名前から、バラ科の植物のようですが、
クレマチスやフクジュソウと同じ、キンポウゲ科の植物です!



原種紹介

欧州〜中国にかけて、16種の原種が自生しており、
大きく分けて、有茎種・無茎種に分類されます。

原種一覧表

有茎種 中間種 無茎種
アグチフォリウス ニゲル アトロルベンス オドルス オリエンタリス
フェチダス ベシカリウス クロアチカス デュメトラム ビリディス
リビダス シクロフィルス チベタヌス トルクァタス
ムルティフィダス プルプレッセンス


現在では、原種をもとに品種改良がなされ、
花や葉の色・形の違う、様々な園芸種が存在します。


豆知識

ヘレボルスは、花びらが退化して蜜弁になっており、
花びらのように見えますが、実はこれガクなんです。

ヘレボルスの花の形を見てみよう!
↓クリック
Flower Style
ヘレボルスは、
もともと個体差が出やすいので、
同じ品種でも、花の色・大きさが
微妙に違ってきます。

花のあと・・・

 ヘレボルスは、咲き進むと
 写真のように種をつけます。

 1つの花から、かなりの種がとれます。

※注意
 品種によっては、
 種ができにくいものがあるようです。
 そのままにしておくと、
 いつの間にか房がはじけてしまいます。

 種を採取する場合は、
 通気性の良い袋を、花1つ1つにかぶせましょう。

 ズーニィでは、
 お茶用のパックを使っています。
育て方のコツ

ヘレボルスは、一般的な植物と逆のサイクルで活動しています。
なので、夏〜秋(6〜9月頃)は
休眠期にあたります。


この休眠期に、
肥料はあげないでください!
※春に肥料をあげる場合は、緩行性(ロング)の肥料はさける。


水も乾いたらあげるくらいでいいでしょう。
※水のあげすぎは、根腐れの原因になります。


植え替え、株分けも休眠期は避けましょう。


ヘレボルスは、夏の暑さが苦手なので
直射日光のガンガン当たる所は避け、風通し良い場所で
管理、植え込みをしましょう。
(木漏れ日の当たるような場所が最適!)


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