デイトナ&キタコのファン



面倒くさいので両方一気にやっちゃいます。

基本的に空冷用のファンなんですが、キタコとデイトナ、コンセプトが違います。

キタコ:風量アップを狙っている
に対し・・・
デイトナ:レスポンスの向上を狙っています。

これをまず年頭に置いておくことが大事ではないでしょうか?



 純正(中央)、デイトナ(左)、キタコ(右)。
純正、キタコは似た形状。デイトナだけは形状が違うというか・・・整流板(?)らしきものがありません。
しかし・・・よく見てください。キタコはフィン方向がなぜか逆です。

 私なりの考えですが、キタコは風量UPを年頭に置いているために、フィンの向きを逆にして、風を掴む
用にしてあると思いますが・・・
 ファンはエンジン回転時に時計回りに回ります。純正、デイトナだと本来と逆のフィン向きだと思うのです
が、風をあまり掴まない=回転抵抗を抑えられると考えることもできるのかな?
 
と、いうことは・・・・
 デイトナはノ−マルエンジン用なので風量をノ−マルより安全な範囲で落として、風の抵抗を抑えてレスポ
ンスをあげる。
 キタコはフィンが本来の方向についているので風を掴むことが出来る=風量UPできる。かし、レスポンス
は風が逆にネックになって落ちる・・・ということでしょうか。
 風力学は素人的な考えですが、仕事柄扇風機から始まり、ビル空調とかもみてるので外れではないと
おもいます・・・どうでしょ? アドバイス出来る方、教えてください。ちなみに、ファンの中央部から吸い、
写真右方向への風の流れです。

 デイトナ軽そうですが、実は一番重い120g。純正115g、キタコは90gです。
ただ、デイトナは材質がおそらくウレタンでしょう。弾性のある素材で出来ています。


後は実際に風量を計るのが一番ですので当方、仕事柄風量計を準備することができました・・・正確値ではありませんが自分なりに風量を計測してみました。