はじめに
お客様にお車を安全に安心して快適にお乗りいただくためには、お客様一人ひとりにあった点検・整備が必要であることは言うまでもありません。しかし、「なぜ、この整備が必要か」「なぜ、この料金になるのか」「本当に整備されてるのか」と言うお客様の疑問に、確実に答えている整備士は少ないかと思います。
ここでは、車検時によく交換される消耗品や油脂類について、
国家一級小型自動車整備士
としてアドバイスのポイントや、基本的な「なぜ?」にお答えしたいと思います。
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ベルトが緩むのはなぜ?
ベルトは走行とともに、ベルト自体の伸びおよび摩耗により緩んでいき張力がだんだんと弱くなっていきます。特にベルトの伸びは初期(新品時)に大きく、その後は小さくなります。走行距離1万km位までは張り具合の点検が、ベルトの性能の維持および寿命のためには大切です。
もしベルトが緩んだままだと、スリップを起こし動力伝達の低下、ベルトの鳴きをまねきます。またスリップによる発熱でゴム劣化が促進されベルト寿命を短くしてしまいます。さらに、ベルトで駆動している発電機・エアコンコンプレッサー・パワーステアリングポンプ・ウオーターポンプなどが存分に駆動されないため、それぞれの系統に悪影響を及ぼしてしまいます。
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