2010.      3月の信州      up2010.03.25



「春を告げる」 飯山市 2010.03.25

信州は南北に長く、すでに桜が満開な所もあれば、ようやく雪が融け
始めた所もあります。初夏になれば紫陽花の花に埋め尽くされます。




「待春」   小谷村  2010.03.12

集落の周辺の雪も消え始めました。姫川添いのローカル線をゆっくりと
列車が走る。キハ52ですが今日をもってJRの全ての時刻表から消えま
す。最後の姿を求めてマニアが殺到、山間の道はどこも大渋滞でした。




「春の淡雪」  筑北村  2010.03.07

朝から雪、天気が毎日のように目まぐるしく変わる、地区の会議を早々に
切り上げて高速をとばして、この地で行なわれる「お田植えまつり」を見に
でかけた。奇祭といわれるだけあり口上もユニーク、農作業は辛くて働きた
くないなどの内容で張りぼての牛を操り代掻きの仕草をするが周囲の見物
客や地元民などが雪を投げつける。神殿前で雪まみれで祀りは続きます。




「残雪の里」   飯山市   2010.03.05

日差しは徐々に暖かくなって来たが家の周囲や道路脇にはまだ2m位
の残雪があり、この日も陽だまりの中老夫婦が雪かたづけをしていた。



「県境を渡る」 新潟・長野県境 2010.03.04

時刻表からまもなくキハ52が姿を消します、大糸線で3両のみ運行している
この日も雨、益々雪が消えてゆくそれでも最後の姿を写そうと三脚が並ぶ。




「古刹の仏塔」  佐久市   2010.03.03

工事中の道路を迂回しながらようやく辿り着いた古刹の三重塔は静寂の中に
佇んでいました。県内の仏塔を廻ろうと思いついたのは著名な仏塔写真家の影
響を受けたのだろうか。四季折々の佇まいを何年かかるか写し留めたいと思う。




「流し雛」  北相木村  2010.03.03    

昭和の中頃に復活した「かなんばれ」の行事も今では北相木小学校の
児童に受け継がれ年中行事として定着しました。しかしながら過疎化の
波で児童数の減少が目立ちました。いつまでも祭りを伝承してほしい。