当園は長野市南部共和地区に位置します。
共和地区、隣接する川中島地区は、気候的にも土壌的にも果樹栽培の好適地です。
共和地区のりんご栽培の歴史の始まりは明治14年にさかのぼります。
140年以上前から、りんごを栽培してきました。
また戦後まもなく昭和21年には、当時としては全国的にもめずらしい果樹専門の組合<共和園芸農業協同組合>が設立され、地域全体で名産地としてのりんご栽培に取り組んで参りました。
地域の先人達の経験の積み重ねを大切にしつつ、全国のりんご産地の名人の方々、園芸試験場の研究員の方々、消費者の皆様の方々、との幅広い交流が、名産地としての<共和>の歴史を作ってきました。
<食>の質が問われ、<スロー・フード>が叫ばれる現代。新鮮な果物と野菜の摂取の重要性が見なおされる昨今です。
イギリスの古いことわざ<1日1個のりんごを食べると、医者いらず。>りんごの持っている効能の素晴らしさは、昔から知られておりました。
また、近年共和地区では、<プルーン、あんず、桃>の栽培も盛んになってきました。
当園でも、プルーンを4種類ほど栽培しております。
消費者の皆様に<食の喜びと健康を提供する事>を第一に考え、名産地の名に甘んずる事なく、これからも日々、畑仕事に励んでいきたいと思います。
★毎年11月下旬、<共和園芸農業協同組合>主催の<ふじ祭り>が開催されます。東京、大阪の市場関係、県立果樹試験場等から審査員の方々を招き行われる<ふじ品評会>には、各りんご農家自慢の<ふじりんご>が、並びます。★
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