◆1992年以降婚外子差別撤廃を求めて、国連の人権規約委員会や子どもの権利委員会そして女性差別撤廃委員会へのロビー活動をくりかえし行い、各委員会から日本政府に対して婚外子差別撤廃の勧告を引き出してきました。
また国内では、法務省交渉や総務省交渉などを行い、戸籍の続柄差別記載の撤廃や、出生届の差別記載の撤廃、そして相続差別撤廃、住民票作成などを求めて繰り
返し要請してきました。その結果戸籍の続柄の更正―再製申出に関する窓口職員の説明について徹底するよう全国の法務局や市町村に通知がだされました。
更に、出生届の、父母との続柄欄の差別記載(嫡出子・嫡出でない子)撤廃や差別記載の強要をしないよう、長年法務省と交渉してきましたが、これについても法務省からの通知が出され、
2010年3月24日から、いっていの改善がなされました。
(しかし今もなお差別記載は維持されています。また同通知の中で、差別記載をしていない届出人には、差別記載を行うよう指導することとされており、差別記載の強要はなくなっていません。抜本的改善とはほど遠いものです。)
◆集会の開催や夏合宿を行い、講師を招いて学習会を行っています。(交流会の歩みの詳細は、ホームページの下の方をご覧ください。)
定期的に通信「Voice」を発 行し、婚外子差別のことや家・嫁・性別役割分業・墓などの問題など様々な問題を掲載しています。 毎年、前年発行分の通信の合本も発行しています。 この合本を読んでいただ くと、婚外子差別撤廃の国際的流れや差別撤廃の取り組みなどこれまでの経過が良くわかります。
<戦争報道の反省から「二度と戦争の時代を繰り返さないために声を上げ続けた」むのたけじ氏による障がい者女性への差別発言。
このことに対し「むのたけじ地域・民衆ジャーナリズム賞」実行委員会共同代表による、「むのたけじ地域・民衆ジャーナリズム賞を終了いたします」(2023年12月24日)との見解(下記3)が出されました。
なお、この見解が出されるにいたる経過を、下記1、2に、受賞の際の挨拶等を下記4に掲載しました。>
1、「むのたけじ地域・民衆ジャーナリズム賞」受賞から、「実行委員会共同代表」の「むのたけじ地域・民衆ジャーナリズム賞を終了いたします」の見解に至るまでの経過
2、むのたけじ氏の障がい者女性への差別発言に対する、「むのたけじ地域・民衆ジャーナリズム賞」実行委員会共同代表への要請(2023年6月9日)
3、「むのたけじ地域・民衆ジャーナリズム賞」終了へ、「むのたけじ地域・民衆ジャーナリズム賞」実行委員会共同代表による見解(2023年12月24日)
4、第5回「むのたけじ地域・民衆ジャーナリズム賞」優秀賞受賞(交流会通信「Voice」)の選考理由と授賞式でのスピーチ(2023年3月24日)
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口座名義人 なくそう戸籍と婚外子差別・交流会
09,4/3交流会発足20周年記念集会、感動の中で終える!
講演 落合恵子さん(作家)
午後6時半〜9時15分
1 20周年記念集会、大盛況
2 交流会20周年と私
3 しっかり生きるよう励まされた落合さんの講演
4 20周年おめでとうございます!
90人の会場も参加者でいっぱいとなり、懐かしい人たちや初めての参加者も
多数参加。主催者から、交流会の発足から現在までの活動の中で勝ち取ってきたもの
婚外子差別撤廃と女性の多様な生き方の実現という二本柱で、闘ってきたこと。
家制度・嫁意識・性別役割分業の強制を超えた生き方の実現を目指し、闘ってきたことなど
が話され、そのあと落合さんからの講演、参加者からの意見、そして作れ住民票!裁判原告からの
裁判報告など短時間の中で盛りだくさんで進行し、感動と熱気の中で集会を終えました。
熊本や福岡そして高知、大阪、愛知と遠いところからはるばるたくさんの方が駆けつけてくれました。
ありがとうございました。また21年、22年と一歩一歩進んでいきたいと思います。
国際婚外子、出生後認知でも日本国籍取得へ
—’08,12月国籍法・国籍法施行規則改正、’09、1
/ 1より施行—
1 国際婚外子、出生後認知でも日本国籍取得へ
2 参議院法務委員会ー国籍法の一部を改正する法律案に対する附帯決議
つくれ住民票!裁判 2009、4/17 最高裁判決
ー住民票作成を認めずー
*一方で住民票記載は法の趣旨に反しない、と言及
1
つくれ住民票!裁判 4/17最高裁判決
2
原告より
3
最高裁判決解説